2016年 09月 20日
もみじ市が終わった |
二日間とも雨が降って、順延予備日の月曜も雨、という最悪のシナリオも覚悟していたのに、初日は晴れて気温も上がり、まさかの熱中症にふらつき、二日目は一時間ほど降ったり止んだりの後、曇りでもってくれて涼しかった。来場者も結構自由に動けたようだった。
いろいろな人に会えて忙しい中にも楽しい時間を過ごせたが、一方、仕事のほうでも抜かりなく何か持って帰ろうとギトギトしているのだった。
今回は、ペーパーウェイトをスタッキング可能にする案。これはたまたま相前後してペーパーウェイトを購入された、布と皮の作り手さんから別々に打診された案件で、ペーパーウェイトは一人一つだけと思い込んでいた私には全く思いつかなかったが、一個じゃ足りない作業もたくさんあるのだ。後は具体的に制作が可能かどうかという物理的な面だけ。楽しみである。
もう一つは会場で顔を合わせた木工の松本寛司さんと進める「バターケース制作委員会」。ちょっと話し合った結果、雪印とかのバターまるまる一本よりも、半分以下に切ったものを納めるケースの方が良いだろうという点に落ち着く。これも私の方の技術的な問題さえなんとかなれば実現の可能性は高い。蓋は多分ウォールナット製になる。
さて、今年のもみじ市の私の感想は、何かとても穏やかで自然、正直今までで一番良い肌触りと耳触りの、例えばスーパー銭湯の巨大湯船に浸かって天井を眺めながら浴場内のウワーンと反響する音を聞いている、そんな印象だった。やはり会場運営スキルの蓄積なのか。そういえば各所にいるスタッフの人たちがとても落ち着いているように見えた。
ご来場の皆様、もみじ市スタッフの皆さん今年もお世話になりました。ありがとうございました。
by satofukigarasu
| 2016-09-20 17:02