2017年 07月 02日
製作が終わりニュースを見て |
グーグルニュースであの稲田という人の釈明会見を文字に起こしたのを見て感心した。
あの人は、例えてみれば、自分は昼にカツどんを喰いたいと公言しておきながら、いやそれは誤解して受け取られただけで本当はざるうどんが食べたいというのが自分の真意なのだ、みたいなことをものすごく執拗に繰り返しているのだから、シュールレアリスム芸術のような味が出てしまっている。
ここで何か物足りないと思ったら、この先の正しいシナリオはこうだった。まず上手から、あの、秘書をど突きまわして入院してしまった豊田という議員が登場して「お前の真意とかつもりはどうでもいいんだよ」と絶叫しながら稲田を蹴ったり小突いたりして、稲田はハイヒールが脱げたりメガネがズレたりしながら下手の方に姿を消してしまう。つまり狂言の太郎冠者みたいに退場してしまうので、それまで怒っていた記者たちも古典芸能を観た後みたいな充足感で三々五々会場を後にする。ハイヒールは後で稲田の秘書が拾いに来る。これで大丈夫である。辞任の必要など何もない。
ここで何か物足りないと思ったら、この先の正しいシナリオはこうだった。まず上手から、あの、秘書をど突きまわして入院してしまった豊田という議員が登場して「お前の真意とかつもりはどうでもいいんだよ」と絶叫しながら稲田を蹴ったり小突いたりして、稲田はハイヒールが脱げたりメガネがズレたりしながら下手の方に姿を消してしまう。つまり狂言の太郎冠者みたいに退場してしまうので、それまで怒っていた記者たちも古典芸能を観た後みたいな充足感で三々五々会場を後にする。ハイヒールは後で稲田の秘書が拾いに来る。これで大丈夫である。辞任の必要など何もない。
by satofukigarasu
| 2017-07-02 13:18